〜アクアポニックスを手作りしてチャレンジしてみたい方向け〜
アクアポニックスDIY~NFT & Media Bed sytem~
今回のDIYは、庭でアクアポニックスを楽しんでみたい方や
職場の一画などでも取り組めるような作りで、まとまりのある感じに仕上がるよう作っています♪
作る際に少し手間もかかるので初級・中級の間くらいかなと思います。
それでは早速紹介していきたいと思います!
NFTとは・・
NFTはNutrient Film Techniqueの略で日本語にすると『薄膜水耕』との事。
薄膜水耕なんて言っている人聞いたことありませんがww
NFTがどのようなものか簡単に説明すると、
一般的な水耕栽培の栽培方法の一つとして知られており、
パイプや細長いパネルなどを使用し、ある程度の角度をつけ水を流し、植物を栽培する方法です。
根が水に触れることで水分中の栄養を吸収し、成長していく仕組みです。
また、パイプやパネルの中には空気もあるので、基本的に栽培槽にはエアーポンプなどを使う必要はありません。
アクアポニックスでは、微生物によってアンモニア▶︎硝酸に変換された水を溶液とし、植物の根が吸収します。万が一、アンモニアを分解する役割が果たせていないと、植物の根はアンモニアを吸収してしまい、何かしらの障害になる恐れがあります。
そうならないためにも、アンモニアや亜硝酸をしっかりと分解してくれる微生物たちを定着させることが成功への鍵になるのです!
NFTのメリット・デメリット
NFTのシステムは、全体像をイメージすることで比較的簡単に作ることができるので、DIY初心者の方にもおすすめです。
そんなNFTシステムですが、栽培管理ys日々のメンテナスの管理がしやすかったり、収獲のしやすさなど色々なメリットがある反面、デメリットもいくつか存在します。
そこで、NFTのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
NFTメリット
- 野菜の収穫が簡単
- メンテナンスが楽
- 収量が上がる
野菜の収穫が簡単
収穫の際は、ポットを持ち上げるだけで簡単に引き抜くことができ、収穫の際に手が汚れる心配もありません♪
メンテナンスが楽
アクアポニックスを行う上で最も大事なのがメンテナンスです。
メンテナンスに手間がかかると、日々の栽培管理が少し難儀に感じるかもしれません。
NFTはメディアベッドシステムと比べると、野菜の植え替えや収穫などがとても楽になります。
また、根の状態を確認したい時でもポットを持ち上げるだけですぐに確認できます!
細かい作業を行いやすくすることも、アクアポニックスに取り組む上では大事なポイントになると思います。
野菜の収量が上がる
一般的に、農業全般で言えることだと思いますが、
栽培方法を理解し日々の管理をしっかりと丁寧に行うことができれば、収穫量は上がると思います。また、何かトラブルが生じたときにいち早く対処できるも大事です。
NFTは、植物を植えてからの管理は簡単に行うことができ、観察もしやすいので害虫対策や病気対策なども施しやすいと思います。
結果、栽培管理がうまくいき収量UPに繋がるのです。
NFTのデメリット
- 根が詰まる
- 水温が上がる
- 停電など災害時の対策が必要
根が詰まる
NFTでは、基本的に根の発育がとても上手くいきます。根が成長できるとその分栄養も吸収しやすいため良い成長にも繋がります。しかし、パイプ内で根が張りすぎて詰まってしまうこともあります。
そうなると、水が溢れ出し水漏れなどの原因になったりします。
対策としては・・・
・初めの設計段階で水が溜まらないように傾斜をつける
・サイズにはあらかじめ余裕を持って設計する
水温が上がる
NFTでは、栽培槽にパイプやパネルなどを使用します。
もし屋外で取り組むのであれば、太陽でパイプが熱を持つことがあるのです。
水温が10度くらい上がるということはありませんが、葉がパイプに触れて葉の表面温度が上がり枯れるということも考えられます。
葉がパイプに直接触れないような工夫をしてみるといいかもしれませんね!
停電時の対策が必要
NFTは、水中ポンプなどを使用し溶液を流すので、万が一停電などがあればパイプ内に水が供給されないということになります。そうなれば、野菜にとっても大ピンチです。
その際は、根が枯渇しないように水を与えてあげるか、災害時用でポータブル電源などを用意しておくと便利です。ちなみに、停電時は野菜よりも魚の酸素供給の方が大事なのでそこも忘れずに。汗
濾過装置
今回のシステムはNFTとMedia Bedが一つになっているシステムです。
物理濾過と生物ろ過も別で作っているので前回と比べると規模も大きく、消化能力も一段と高くなっています。
◀︎生物フィルター(バイオボールやバイオリングなど)
今回のシステムでは、こちらのバケツにプラスチックバイオボールなど、生物フィルターの役割になるものを入れ、エアーポンプで空気を送り、常に流動性のある状態にしています。
さらにこのバケツの上には、物理フィルターが乗っ下かる形にして
「水槽▶︎物理フィルター▶︎生物フィルター」と、水中ポンプを使って濾過装置へと送っています。
一番最初の物理フィルターでは、大きなゴミ(排泄物)💩などを取り除いてもらいます。
二番目の生物フィルターでは、微生物が水分中の有害な成分を分解していくようなイメージです。
ここで大事なのは、微生物のお家となるフィルターやバイオボールなどを一緒に入れてあげることで、より安定した水質を作ってくれます。
生物フィルターでは、好気性微生物がより活発に働いてくれるため、
エアレーションを忘れずに行いましょう。
私たちが呼吸をして生きているように、微生物の中にも酸素がないと死んでしまう個体もいるので、しっかりと酸素を与えてあげましょう。
ワンポイントアドバイス
・エアーポンプは、水槽や濾過タンクなどに使う用途として、複数用意する必要があります。
何個も使用するよりは、大きめのブロワーなどで分岐して使用することで、コンセントの数も気にしないでいいので楽かなと思います。
濾過装置のメンテナンスに関して・・
濾過装置の一番下の方に排水バルブなどをつけて、底の方に沈殿する汚泥をその都度取り除くのがベストですが、今回のろ過装置には付いていません。
ろ過装置のサイズにもよりますが、排水バルブをつけると日々のメンテナンスがより楽になるかと思いますので、検討してみてもいいかもしれませんね♪
ろ過装置で使える道具
・エアーポンプ
[大型エアーポンプ]Daihook 安永エアポンプ株式会社 安永 AP-40P 浄化槽エアーポンプ ブロワー
120水槽でも使える GEX e‐AIR 9000FB 8104760
・バイオリング
[お得用]リキジャパン セラミックリングろ材 淡水・海水用 3.8L
・ろ過ウールマットフィルター
boxwater ベストマットろ過綿 ろ過ウールマット フィルター ろ過材 水槽 水質浄化 高密度 ろ過 上部 フィルター 交換 マット 水槽用 50*120cm×3枚 まとめ買い
NFTおすすめ野菜 ★★★難易度
・サンチュ ★☆☆
・ロメインレタス ★★☆
・リーフレタス ★☆☆
・きゅうり ★★☆
・オクラ ★☆☆
・ハーブ類(バジル・ミント・ローズマリー・セージなど)★☆☆
・和ハーブ(シソ・三つ葉・よもぎ)★☆☆
・トマト ★★☆
・白菜 ★★★
・玉キャベツ ★★★
・ゴーヤー ★★☆
・マリーゴールド ★☆☆
・観葉植物 ★☆☆
水耕栽培では、葉野菜やハーブ類、実物野菜など比較的幅広く栽培することが可能です。
今回は、実際に私がアクアポニックス栽培してみて作りやすかった野菜をまとめてみました。
個人的には、きゅうり栽培が面白いかなと思います
ゴーヤと似ていると思いますが、親づる・子づる・孫づると仕立てていき
実際に受粉して身をつける作業が葉野菜ではなかなかできないので新鮮でした。
オクラもパイブ内にぎっしりと根を張り、生き生きと成長していました。
まとめ
今回は、アクアポニックスのDIYについてまとめてきました。
また、NFTシステムを実際に作って管理し、その良さや課題についてもまとめました。
個人的には、栽培管理のしやすさの面からいうと、とてもおすすめの栽培方法だと感じます。
逆に、メディアベッドシステムは水質のかなり安定はする反面、一回の掃除が少し手間だったりするので、総合的にみてもNFTシステムはかなりおすすめです。
水耕栽培では、基本的には葉野菜などを栽培しますが、やり方次第では幅広いジャンルでの栽培も可能だと思うので、新しい方法で色々な野菜を作ってみるのもおすすめです。
他にもアクアポニックス初心者さんに向けた記事をいくつか書いていますので、
ぜひ読んでみてください。
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