[アクアリウム初心者必見]水槽の掃除がいらない!?魚と植物で作る理想のアクアリウム

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アクアリウムの世界へようこそ!~初心者ガイドと専門知識~

「お家でかわいいお魚を育てたい」・「インテリアに水槽を一つおきたい」

でも、いざ始めようと思うと、 「どんな水槽を選べばいいの?」 「水換えってどうやるの?」 「どんな魚を飼えばいいの?」 など、疑問がたくさん浮かんでくるのではないでしょうか?

そこで今回は、アクアリウム初心者さんのために基本的な知識からちょこっと専門的な話まで、 分かりやすく丁寧に解説していきます!

1. アクアリウムの基礎知識

1-1. 水槽の種類と選び方

アクアリウムに使用する水槽には、様々な大きさや形があります。

代表的なものとしては、

  • 長方形の水槽
  • 正方形の水槽
  •  丸形の水槽

などです。

水槽の大きさは、飼育する魚の数やサイズ、 水草の量などを考慮して選ぶと良いでしょう。

特に丸型の水槽は小さめのものが多く、アクアリウムを小さくキレイ目に仕上げたいという方に向いていると思います。

お魚を飼育する場合は、一般的に長方形が選ばれることが多いです。

サイズとしては、30cm~90cmまでが主流となっています。大型の魚を飼育したい場合は120cm水槽なども販売されています。

私も実際に90cm水槽を二つ持っており、錦鯉を飼育しています。

水槽と言っても形や材質なども大きく異なるため自分の用途にあった水槽を購入するのが良いでしょう。

1-2. 必要な機材

水槽以外にも、アクアリウムを始めるには、 いくつかの機材が必要です。

  • フィルター: 水槽内の水をろ過し、清潔に保つための装置。
  • エアーポンプ:少し大きめの魚を飼育する場合は基本的には必須アイテム。
  • 照明: 水草の光合成を促したり、水槽内を明るく照らすためのライト。
  • ヒーター: 熱帯魚などを飼育する場合、水温を一定に保つための器具。
  • 底砂: 水槽の底に敷く砂利や砂。バクテリアの住処となり、水質浄化にも役立ちます。
  • 濾過フィルター:魚の排泄物や食べ残しなど大きなゴミを取り除いたりする。
  • 植物栽培層:植物が根を張るための場所。あとで詳しく解説します。

アクアリウムライフ〜あると便利なものリスト〜

  • 掃除用のスポンジ
  • 水槽の水換用ポンプ
  • 水温計
  • カルキ抜き
  • pH調整材

1-3. 水質管理

魚が健康に暮らすためには、水質管理が非常に重要です。 水質を悪化させる主な原因は、魚の排泄物や食べ残しです。

これらの有機物は、バクテリアによって分解されますが、 分解の過程で アンモニア亜硝酸 といった有害物質が発生します。

これらの物質は、魚にとってとても有害なので、 濾過や定期的な 水換え によって、 水質を維持する必要があります。

正直なところ、濾過が上手に行えていないと全てが上手くいきません。

魚の飼育では、アンモニアや亜硝酸の蓄積により魚が弱ってしまったり、それが原因で病気にかかりやすくなる恐れがあります。これは植物にとっても同じで、アンモニアや亜硝酸が多く、不安定な水質だとpHが変動したりすることがあり、植物の管理には適していないpHに傾く恐れがあります。

水質をより安定させるためには、濾過が成り立つくらいの数を飼育してあげることが大切です。

もっと詳しく理解したいという方はこちらの記事を参考にしてみてください

https://www.matsui-corp.co.jp/knowledge/special/aquaculture-contents/ddb2960ee2cb404edbbb8a2531012203d07ba0d1.html

2. 水換えの重要性

2-1. 一般的な魚の飼育の水換え頻度と量

お魚飼育をする中でなかなか大変なのが、この水換え作業です。水槽の掃除・濾過槽の掃除これらをいかに効率良くするかが大事です。

水換えの頻度と量は、水槽の大きさや 飼育している魚の量、水草の有無などによって異なります。一般的には、週に1回、水槽の水の1/3程度 を交換するのが目安です。

基本的なお魚の飼育で一定期間飼育していると、硝酸塩が水中に溜まってしまうため定期的な水換えが必須です。

しかし、ある仕組みを使うことで、アバウトな水槽管理でも水換えの頻度が少しは軽減するかもしれません。

そのためにも、まずは水質を定期的にチェックして把握してあげることが大事です。

2-2. 水換えの方法

先ほども言いましたが、水換えを行う際は、水槽内の水をすべて交換するのではなく、 1/3程度を新しい水と交換します。

この時、水槽内のバクテリアを減らさないように、 底砂やろ材は優しくすすぐようにしましょう。また、水道水には 塩素 が含まれているため、 魚にとって有害です。

必ず カルキ抜き を使用して、塩素を中和してから 水槽に水を入れるようにしましょう。

真冬の水変えは、追加する水と水槽の水との温度差が大きいため、注意が必要です。水槽にいる個体がびっくりしないよう、水の温度は必ず同じにしてあげましょう。

3. 微生物の役割

水槽内には目には見えない 微生物 がたくさん存在しています。

『この微生物たちは何をしているのか・・・』

この微生物たちは、魚の排泄物や食べ残しなどを餌として分解し、ある程度水を綺麗にしてくれる働きをしています。

もしこれらの微生物たちが少しもいないと、水槽はあっという間に汚れてしまいます。

特に、硝化バクテリア と呼ばれるバクテリアは、 魚にとって有害なアンモニアや亜硝酸を、比較的無害な硝酸塩に分解してくれるため、 アクアリウムにおいて非常に重要な役割を担っています。

硝化バクテリアは、主にアンモニア酸化細菌亜硝酸酸化細菌の二つに分かれ、これらの微生物たちが機能することで水槽が安定に向かうことができます。

しかし、水質は安定に向かうことはできるが、完璧に水槽が綺麗になることはほとんどありません。

ここで紹介しておきたいのがアクアポニックスです。

4. アクアポニックスとは・・?

アクアポニックスとは、魚の飼育と水耕栽培を組み合わせた循環型システムのことです。

魚の排泄物を栄養として植物を育てることで、水換えの頻度を減らすことができます。

魚の排泄物=栄養と考えることも可能ですが、その栄養を使うことなく同じ水槽にためておくと、良いことがありません。むしろ魚にとって毒になることがあります。

水槽内に植物を一緒にしてあげることで、水槽内に余った硝酸塩(毒)を植物が栄養として吸収してくれます。植物も育ち、水槽内の過剰な養分も抜けてくれる。まさに『一石二鳥』ですね。

上手く管理できれば、葉物野菜などを上手に収穫することも可能です

4-1. アクアポニックスのメリット

  • 水換えの頻度を減らすことができる
  • 植物が水を綺麗にしてくれる
  • 外観がとてもいい
  • 新鮮な野菜を育てることができる
  • 環境にやさしい
  • 希少性が高い

天然植物活力液「HB-101」を使用すると、
育たなかった果実、枯れてしまった花の数が減り、収穫率がアップ。
栽培のコストパフォーマンスが上がり、
生産者としての喜びもアップします。

4-2. アクアポニックス用の水槽

「アクアポニックスの仕組みは何となく理解できたけど、実際DIYするのも手間だし、いまいち作り方わからない。」という人のは是非この水槽を試してみてください。

それが、レグラスポニックスという水槽です。

この水槽は、水槽上部に植物を育てるスペースがあり、 簡単にアクアポニックスを始めることができます。

アクアポニックスをいざやってみようと思っても、「アクアポニックス少し高価な水槽が多く、そもそも成り立つのかが心配。」と少し躊躇してしまいますが、こちらは比較的安価で手にはいるため、個人的にはおすすめです。

5. 生体の選び方

アクアリウムで飼育する魚は、 水槽の大きさや水温、水質などに合わせて選びましょう。初心者の方には、比較的安価で飼育しやすいネオンテトラグッピー などがおすすめです。

レグラスポニックスを使用する場合は、大きめの魚などには不向きですが、小さめの個体だと全く問題ありません。

まとめ

今回は、アクアリウム初心者さんのために、 基本的な知識から水質管理、 そしてアクアポニックスの導入までを解説しました。

魚やエビを飼育している人が、自分の水槽をアクアポニックス化していくのも面白いかもしれません。

アクアリウムは、生き物と触れ合い、 自然を感じることができる素晴らしい趣味です。

この記事を参考にして、 あなただけのアクアリウムを楽しんでくださいね!

アクアポニックスに興味のある方は、他の記事でも初心者向けに解説していますので是非読んでください

https://aquaponics-note.com/what-is-aquaponics-basic-point-for-biginer/

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